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バレーボール女子の日本は、1次リーグA組の初戦で韓国に1−3で逆転負けを喫した。
日本で希少な177センチの長身セッターで10代から注目された逸材にとって、ほろ苦い五輪デビュー戦だった。
序盤は、長身を生かしてネット際で片手で巧みにトスを上げるなど持ち味を発揮していた。しかし、第3セット終盤の3点差を追う場面で、球がうまく手に入らず反則。痛恨のミスに顔をしかめた。
小学生時、エースだった少女は、中学進学時にプレミアリーグ・岡山と提携する大阪国際大和田中に越境入学した。そこで、岡山の河本昭義監督に「五輪に行きたい」と訴える。熱い思いに驚いた河本監督は長身でもレシーブのうまい点に着目し、中学1年の春、セッターへ転向させた。
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