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記者の目

長崎「被爆遺構」国史跡に 次世代の語り部育てよ=大平明日香(長崎支局)

被爆遺構を案内する若手(中央)の育成も始まった。背後に立つのは国史跡に指定されることになった旧長崎医科大学門柱=長崎大で3月、大平明日香撮影

 国の文化審議会が今年6月、長崎原爆の痕跡を残す五つの被爆遺構を「長崎原爆遺跡」として国史跡に指定するよう答申した。広島では原爆ドームが1995年に指定されているが、長崎の被爆遺構が国史跡になるのは初めてだ。長崎への原爆投下から9日で71年。時間の経過とともに被爆者が少なくなる中、原爆の惨禍を伝える被爆遺構の重要性はますます高まる。将来にわたってしっかりと保存していくのは大切だ。それと同時に、遺構にまつわる原爆の記憶を被爆者が生きているうちに記録し、次世代に継承していく努力も欠かせない。

 私は昨年5月に長崎支局に赴任した。原爆関連のモニュメントや建物といえば平和公園に建つ平和祈念像のイメージしかなかったが、取材などで歩き回るうちに、小規模ながらも被爆遺構が長崎市内に点在していることを知った。

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