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兵庫県は今秋、ツキノワグマの狩猟を20年ぶりに解禁する方針を固めた。絶滅の恐れがあるとして禁じてきたが生息数が増えていると推定され、人家に危害を及ぼすことも懸念されることから決めた。9日に専門家らによる審議会に諮り、了承される見通しだ。
西日本では1994年以降、自粛にとどまる滋賀や大阪など4府県を除き、相次いで狩猟が禁止された。96年に禁じられた兵庫が解禁すれば、西日本では初めて。
兵庫県内での生息数は96年ごろ100頭以下と推測されていたが、2015年には940頭と9倍になった。正確な生息数は国も把握しきれていないが、県は捕獲数や出没目撃数を蓄積して推定する独自の手法を構築しており、ほぼ右肩上がりに増えているという。
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