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日航機墜落

翌日に凄惨な現場に 今も思う「大切な安全」

機長時代の写真を手に、かつての記憶をたどる佐藤進さん=群馬県下仁田町で、鈴木敦子撮影

 航空史上最悪の520人の犠牲者を出した1985年の日航ジャンボ機墜落事故から12日で31年。事故翌日に現場に駆けつけた日航パイロット(当時)の佐藤進さん(63)が、沈黙を破って初めて取材に応じた。凄惨(せいさん)な現場を目の当たりにし、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされながらも、安全運航を徹底してきた元機長。5年前にパイロット人生に幕を下ろした今、事故の風化で安全がおろそかにされかねない現状を危惧する。

 あの年の8月12日は夜に家族と群馬県下仁田町の実家に帰省予定だった。事故を知って会社に駆けつけると、後に航空ジャーナリストになった先輩の藤田日出男さん(故人)がいた。「何が起こったのか」。2人は自主判断で現場に向かった。

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