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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

/440 梶川商店周辺 /大阪

梶川商店の2階に残る爆弾の破片痕=大阪市福島区野田2で、松井宏員撮影

 ◆環状線・野田

壁に爆弾の破片痕 日常を根こそぎ奪う戦争

 前回の「二十一人討死」で、「野田の門徒がすきやくわを手に集まって」という部分について、日本史が専門の高島幸次・大阪大招聘教授からご指摘があった。「戦国時代は農民も刀ややりを持っていたんです」と。

 資料にそう書いてあったのだが、豊臣秀吉の「刀狩り」は農民から武器を取り上げたのだった。ということは、それまでは農民も武器を持っていたということにほかならない。さらに江戸幕府は農民が武器を持つことを禁じた。刀剣に代わったのが「得物」で、必要とあらば日常使っている道具、すきやくわや鎌で戦った。江戸時代の「農民が刀を持っているのはいけないこと」という規範に基づいて、「すきやくわを手に」と歴史が書き換えられたわけだ。

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