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価値観反映、変わる供養の形

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建仁寺の樹木葬地「緑雲苑」の石碑には、埋葬された人の氏名が刻まれている=京都市東山区で
建仁寺の樹木葬地「緑雲苑」の石碑には、埋葬された人の氏名が刻まれている=京都市東山区で

 お盆の時期を迎えた。住宅事情や家族構成の変化で「供養」の形は徐々に変わってきている。それぞれの価値観を大切にしようという動きもある。最近の供養事情を探った。

 ●仏壇、小型サイズに

 東京都大田区の順子さん(47)=仮名=は昨年7月、母(82)を突然の病で見送った。問題となったのが仏壇。実家の昔ながらの仏壇は大きすぎて自宅に入らない。夫(51)と近くの仏具店に出向き、仏壇を入れ替える方法を教えてもらった。位牌(いはい)を一つにまとめて「繰り出し位牌」にし、一周忌の際、新しい仏壇に「魂入れ」をしてもらった。

 「とりあえずホッとしました」。新しい仏壇は寝室のたんすの上に置けるサイズ。違和感がないよう、色や材質はたんすにそろえた。お参りが日課となり、花も欠かさない。小学生の子どもたちにも「おばあちゃんに手を合わせて」と呼びかける。仏壇の母の写真は、いつも笑っている。

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