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広島原爆

両親の被爆地で「再会」 「精いっぱい生きるのが親孝行」 /青森

両親の被爆地で遺影を前に手を合わせる藤田さん=広島市中区白島九軒町で

 戦後71年の夏、県内にも「記憶の継承」への思いを強くする人がいる。広島で両親が被爆した八戸市の藤田和矩(かずのり)さん(70)は、6日の広島市の平和記念式典に青森県の遺族代表として参列。天国の父母に改めて感謝と平和への思いを伝えた。【藤田愛夏】

 藤田さんは両親が被爆し、自身も胎内被爆した。大やけどを負った母は自分の命と引き換えにするかのように出産から約半年後に死去。今年2月には被爆体験に口をつぐんだまま父が亡くなった。式典後、両親が被爆した広島市中区でそっと手を合わせ、「お袋とおやじの魂を感じる。ようやく3人で再会できた」と語った。

 当時、母俊子さんは20歳、父一男さんは23歳。そして母のおなかに藤田さんがいた。家族は爆心地から約1・8キロの自宅で被爆。母は腰から下がただれて真っ黒になりながらも翌年3月、藤田さんを出産した。だが、「この子に何もできないのが悔しい」と無念の思いを口にしつつ、半年後に息を引き取った。

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