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ひまわりEYE

気象庁は2015年7月、世界最高水準の能力を持つ「ひまわり8号」の運用を始めた。情報通信研究機構(NICT)、千葉大環境リモートセンシング研究センターと共同で、防災・減災の願いを込め、地球と大気の現象を、高精細なひまわり画像で紹介する。

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海の植物 善玉?悪玉?

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ひまわり8号のデータを使い、海水中の植物プランクトン量の指標となる物質の濃度を示した画像。赤いと濃度が高い=JAXAひまわりモニタ提供
ひまわり8号のデータを使い、海水中の植物プランクトン量の指標となる物質の濃度を示した画像。赤いと濃度が高い=JAXAひまわりモニタ提供

 ひまわり8号は海の色も測定できる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ひまわり8号の色のデータを使い、海の植物プランクトン量の指標となる水中のクロロフィルaの濃度を計算している。クロロフィルa濃度が少ないと青く、緑〜黄色〜赤と多くなる。

 7月7日の画像を見ると、日本の南を流れる黒潮は植物プランクトンが少ないため、青く見える。黒潮が東海・関東地方で南に下がり、伊豆半島周辺でクロロフィルa濃度が高い。植物プランクトンによる光合成は、海洋の生態系の基礎であり、魚や貝などの…

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