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AV問題

キカタン女優の闇と光(上)「子供残して死ねない」

 トップクラスの人気を誇る「単体女優」ではないが、パッケージに名前もクレジットされない「企画女優」でもない。アダルトビデオ(AV)を見る人にとって、おそらく最もなじみ深い存在である“キカタン(企画単体)”女優。彼女たちはどのように生まれ、どんな日常を送っているのか。そこに、社会問題化している「強要被害」は存在するのか。取材で浮かび上がってきたのは、所属事務所(プロダクション)の選択次第でその運命が大きく左右されるという現実だ。一歩間違えば極めて劣悪な待遇や過酷な撮影を強いられることもあるが、正確な情報を得て冷静に立ち回り、大きなやりがいを得たケースもある。対照的な2人の元女優の人生から見えてくる、業界の闇と光とは−−。【AV問題取材班】

 「戻れるなら、あの時に戻ってきっぱり断りたい。本当に、あそこでやめておくべきでした」

 転機は4年前、結婚を機に上京したばかりの近藤聡美さん(仮名・20代)が東京・渋谷の複合施設で駅につながる道を探している時だった。いかにも業界人風の男が声をかけてきた。「君! きれいだね!」「芸能界に興味ない?」。近藤さんはもともとモデル志望で、「上京したらスカウトされてみたい」との淡い期待も抱いていた。「昔いじめられていたので、見返したい思いが強くて」。必死の形相で引き留めようとするスカウトの鈴…

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