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原発「核のごみ」どこへ?=回答・岡田英

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ガラス固化体の模型=日本原燃提供
ガラス固化体の模型=日本原燃提供

埋設適地を選定中 海底地下が有力か

 なるほドリ 四国電力伊方原発(しこくでんりょくいかたげんぱつ)3号機(ごうき)(愛媛県)が12日に再稼働(さいかどう)したけど、「核(かく)のごみ」はどうなるの?

 記者 原発を運転すると、使い古しの「使用済(しようず)み核燃料(ねんりょう)」が出ます。政府は、ここからウランやプルトニウムを取り出して再利用することを考えています。その際に残る放射能(ほうしゃのう)レベルの高い廃液(はいえき)が「核のごみ」です。使用済み核燃料は、原発を運転すればするほど増え続け、伊方原発を含め、全国の原発で容量(ようりょう)が満杯に近付いています。

 Q 核のごみはどう処分するの?

 A ガラスと混ぜて溶かし、直径約40センチ、高さ約130センチの円筒形(えんとうけい)のステンレス製容器に入れ、冷やして固めます。これをガラス固化体と言います。さらに厚さ約20センチの金属製容器に入れ、粘土(ねんど)で覆(おお)って地面に埋めます。放射能が元のレベルに下がるには約10万年かかるとされます。10万年前といえば、ネアンデルタール人が暮らしていた時代です。

 Q いっそのこと宇宙に捨てれば?

 A ロケットが壊れるリスクもあり、危険です。深海(しんかい)や南極(なんきょく)の氷の下に処分することも検討されまし…

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