フレスコ画

法王子孫宅で見つかる 天正遣欧少年使節描く

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天井裏から見つかった天正遣欧少年使節のフレスコ画の一部=ニコロ・ボンコンパーニ・ルドビージ氏提供
天井裏から見つかった天正遣欧少年使節のフレスコ画の一部=ニコロ・ボンコンパーニ・ルドビージ氏提供

 【ローマ福島良典】安土桃山時代、九州のキリシタン大名に派遣された天正遣欧少年使節が、1585年に当時のローマ法王グレゴリオ13世(在位1572〜85年)に謁見した場面を描いた19世紀のフレスコ画が、ローマにある同法王の子孫宅で見つかった。この邸宅で暮らすニコロ・ボンコンパーニ・ルドビージ氏(75)は「謁見は一家にとって重要な出来事。この発見で日本人とさらに親密になれるよう望んでいる」と話している。

 フレスコ画は、19世紀半ばの邸宅増築の際、一家の依頼で画家のピエトロ・ガリアルディ(1809〜90年)が食堂の天井画として制作。20世紀前半に食堂が寝室と衣装部屋に改築された際、元の天井を覆い隠す形で新しい天井が造られ、フレスコ画は見えなくなっていた。

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