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平和をたずねて

核の傷痕 続・医師の診た記録/29 数分間で被ばく=広岩近広

 日本の高齢化率は先進国でも群を抜いて高いが、原発でも老朽化大国になった。1960年代に運転を始めたアメリカやドイツの原発が閉鎖されたことによる。長年稼働すれば故障やトラブルが発生しやすいため、老朽化した原発では「非破壊検査」が必須となる。配管の漏れや機器の損傷を検査するのだが、検査対象を破壊せずに行うことから、この呼び名がつけられた。検査に当たるのは専門の技能労働者で、原発の稼働を続けるうえで欠かせない存在になっている。

 原発による被ばく労働者を診てきた村田三郎さんは語る。「専門職であっても下請け労働者です。放射線量が高く、配管が複雑に入り組んだ危険な場所で作業をしており、原発を渡り歩いて定期点検を行う下請け労働者ほど過酷です」

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