起立性調節障害

悩む若者 朝、具合が悪くて起きられない− 不登校、進学に苦労…治療法未確立

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起立性調節障害の疑いのある患者を診察する東京医科大の呉助教(左)=東京都新宿区で
起立性調節障害の疑いのある患者を診察する東京医科大の呉助教(左)=東京都新宿区で

 朝、具合が悪くて起きられない「起立性調節障害」。急激な体の成長に伴い循環器系の自律神経が不安定になる思春期に多い病気で、不登校の児童生徒の約4割、軽症を含めれば中学生全体の約1割が該当するとの研究結果もある。重症だと登校できず、寝たきりの状態になることもあるが、治療法は十分に定まってはいない。専門医は今年度から、一般の医療機関でも病態や重症度を把握できる新たな指標作りに乗り出した。【桐野耕一】

 「サボっているんじゃないか」。東京都国立市の法政大2年、片岡優さん(22)は高校生の頃、担任の先生や同級生にこう疑われるのがつらかったという。

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