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クローズアップ2016

視覚障害者ホーム転落 周囲の声掛け命綱

品田直人さんが転落した青山一丁目駅のホーム=東京都港区で16日、宮武祐希撮影

 東京メトロ銀座線の青山一丁目駅で起きた視覚障害者の品田直人さん(55)の転落死亡事故は、駅に点字ブロックがあり、盲導犬を連れていたのに防げなかった。主要駅すべてにホームドアが設置されるまでの過渡期にある今、事故防止に何が必要なのか。全盲でホームから転落した経験を持つ記者の見方も踏まえて考えた。

 既存の地下鉄駅で、全国で初めて可動式のホーム柵(ホームドア)が設置され運用が始まったのは2000年。東京都営地下鉄三田線の高島平駅(東京都板橋区)だった。毎日新聞が視覚障害者向けに発行する点字毎日の紙面は、当時「落ちない駅が実現」と紹介した。それから16年。ホームドアは着実に増えているとはいえ、まだ不十分だ。

 これを補うために点字ブロック敷設が進んでいる。国土交通省によると、青山一丁目駅のホームで品田さんが転落した場所にあったのは、歩く方向を示す「誘導ブロック」ではなく、ホームの端が近くて危険だと示す「ホーム縁端警告ブロック」だった。

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