五輪レスリング

土性「タックルの師」吉田父にささげる金

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女子フリースタイル69キロ級決勝、ロシアのナタリア・ボロベワを攻める土性沙羅=リオデジャネイロのカリオカアリーナで2016年8月17日、小川昌宏撮影
女子フリースタイル69キロ級決勝、ロシアのナタリア・ボロベワを攻める土性沙羅=リオデジャネイロのカリオカアリーナで2016年8月17日、小川昌宏撮影

 金メダルを受け取ると何度も感触を確かめた。リオデジャネイロ五輪第13日の17日、女子69キロ級の土性沙羅(どしょうさら)(21)=至学館大=は「レスリングの父」という亡き恩師にささげる五輪で、最高の結果で答えを出した。

 決勝は相手の堅い守りをこじ開けられず、終盤まで0−2と追い込まれた。先に登場した登坂と伊調が終盤で逆転したのを見ていて「自分も諦めない」と好機を探していた。ラスト30秒で相手の下半身に飛び込むように鋭いタックルが決まり、勝利を手にした。

 三重県松阪市出身。外で遊ぶより漫画を描くのが好きなおとなしい少女だった。高校までレスリングをしていた父則之さん(48)は「いつかは娘にも」と思っていた。53キロ級代表の吉田沙保里(33)の亡き父栄勝さんに自身が指導を受けており、小学2年の土性を道場に連れて行った。

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