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五輪レスリング

吉田 あまりに多くの重圧と使命を背負い

レスリング女子フリースタイル53キロ級決勝、米国のヘレン・マルーリス(右)に敗れ、マットに突っ伏す吉田沙保里=リオデジャネイロのカリオカアリーナで2016年8月18日、小川昌宏撮影

 吉田の頭上に敗戦のブザーがなった。目指してきた五輪4連覇は達成できず、マットに突っ伏した背中が震えていた。消耗が余儀なくされる世界を33歳で戦うには、あまりにも多くの重圧と使命を背負いすぎた。

 初戦から動きは硬かった。昨年の世界選手権55キロ級を制した米国の24歳のマルーリスとの決勝はパワーで押された。タックルで反撃を試みたが、スタミナがわずかに足りなかった。

 この4年、吉田の周辺は常に騒がしかった。ロンドン五輪翌年の2013年。レスリングが五輪競技から除外される危機を迎えると、存続活動の「顔」としてロシアに出向いた。20年東京五輪招致のアンバサダー(大使)としても駆り出された。練習時間を十分に確保できずに国内大会を迎え、若手に大苦戦したこともあった。

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