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木村 衣有子・評『ロングセラーパッケージ大全』日経デザイン・編

◆『ロングセラーパッケージ大全』日経デザイン・編(日経BP社/税抜き2400円)

 パッケージは決して、上っ面だけの存在ではない。例えば、片手でぽんと開け閉めできる蓋(ふた)とか、不透明にすることで光を通さず保存性を高めた袋とか、見た目を超えて、使い心地、食べ心地に大きく関わるところなのだ。

 この本で紹介される25の物語のうち「三ツ矢サイダー」「サッポロ一番」「味の素」などなど、食べもの飲みもののパッケージが4/5を占めている。ちなみにいちばんのロングセラーは、1890(明治23)年に売り出された「ヱビスビール」で、最も新しいのは1988(昭和63)年にデビューした、ミツカン「追いがつおつゆ」だ。舶来ものを日本で醸造する挑戦から、ドメスティックな調味料をインスタント化するあいだに、およそ100年が横たわる。

 パッケージの歴史は、試行錯誤の道程でもある。

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