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震災遺児のグリーフケアについて学ぶボランティア養成講座の参加者ら=仙台市青葉区の仙台レインボーハウスで

 人には必ず死が訪れる。だが病気や災害、事故といった予期せぬ出来事で親しい人を亡くした時、気持ちを整理するのは簡単ではない。死の悲しみ(グリーフ)との向き合い方や周囲の対処法を探った。

 ●震災遺児サポート

 東日本大震災で家族を亡くした遺児の心のケアを担う拠点施設「仙台レインボーハウス」。年に数回、遺児をサポートするボランティアの養成講座が開かれている。参加者はまず、自身のグリーフを振り返る。「5歳の時、潜水士の父が仕事中に事故で亡くなりました。同じ境遇の人はいないし、母にも心配をかけまいと、話せずつらかった」。50代の男性が、ぽつぽつと語り始めた。

 「自分のグリーフと向き合ってからでないと、他人のケアはできない。自分と相手の感情を混同しないように」。施設を運営する「あしなが育英会」の東北事務所長で、講師の西田正弘さん(56)が説明する。西田さんも12歳の時、父を交通事故で亡くした。2日間の講座に記者も参加し、グリーフケアの知識やスキルを学んだ。

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