五輪競歩

亡き母思い乗せて リオの風、荒井の背中押す

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レース会場の沿道から母の遺影を手に声援を送った荒井の長兄英之さん(右)と次兄康徳さん=リオデジャネイロで2016年8月19日、岸達也撮影
レース会場の沿道から母の遺影を手に声援を送った荒井の長兄英之さん(右)と次兄康徳さん=リオデジャネイロで2016年8月19日、岸達也撮影

 【リオデジャネイロ岸達也】陸上男子50キロ競歩で19日、荒井広宙(ひろおき)(28)=自衛隊=が五輪初出場で銅メダルを獲得した。昨年11月に亡くした最愛の母繁美さん(当時63歳)を思いながら、リオのコースで積極的なレースを展開し、日本競歩勢初の五輪メダルをつかんだ。

 3人兄弟の末っ子を応援しようと、沿道に長兄英之さん(37)と次兄康徳さん(33)が駆けつけた。兄2人はレース終盤、昨年11月に卵巣がんで死去した母の遺影を荒井から見えるように掲げた。

 長野県小布施町出身の荒井は中野実業高2年から競歩を始め、競歩の名指導者、内田隆幸さん(70)に教えられ成長した。以前、石川県のホテルに所属しながら競技を続けた時期があり、資金面で両親が支えてくれた。

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