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【リオデジャネイロ岸達也】陸上男子50キロ競歩で19日、荒井広宙(ひろおき)(28)=自衛隊=が五輪初出場で銅メダルを獲得した。昨年11月に亡くした最愛の母繁美さん(当時63歳)を思いながら、リオのコースで積極的なレースを展開し、日本競歩勢初の五輪メダルをつかんだ。
3人兄弟の末っ子を応援しようと、沿道に長兄英之さん(37)と次兄康徳さん(33)が駆けつけた。兄2人はレース終盤、昨年11月に卵巣がんで死去した母の遺影を荒井から見えるように掲げた。
長野県小布施町出身の荒井は中野実業高2年から競歩を始め、競歩の名指導者、内田隆幸さん(70)に教えられ成長した。以前、石川県のホテルに所属しながら競技を続けた時期があり、資金面で両親が支えてくれた。
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