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韓国

朴政権、安保前面に 野党と深まる亀裂

 【ソウル米村耕一、大貫智子】残る任期が約1年半となった韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権が、安全保障問題を前面に押し出して支持基盤である保守層に対する求心力維持に躍起になっている。ただ、最大野党「共に民主党」は27日の党大会を前に、政権批判を強める「原点回帰」の様相を呈しており、来年12月の次期大統領選に向け「保守」と「進歩」の亀裂は一層深まりそうだ。

 朴大統領は20日、ソウル市内で映画「仁川(インチョン)上陸作戦」を鑑賞した。映画は、朝鮮戦争(1950〜53年)開戦から間もない50年9月、国連軍がソウル近郊の仁川に上陸し、北朝鮮からソウルを奪還するなど反転攻勢に転じるきっかけとなった作戦をテーマにしている。朴大統領は18日、上陸作戦の現場も訪問しており、青瓦台(大統領府)は「最近の北朝鮮の核危機など安保問題に関連し、国民は分裂せず団結して危機を克服しなければならないという信念の反映だ」と説明。映画は与党セヌリ党の幹部も鑑賞しており、保守層の結束を図っている。

 背景には米軍の地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD=サード)ミサイル」問題で、政権が自信を深めていることがありそうだ。

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