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特集ワイド

平和よ 2016夏・会いたい/8止 海外での武力行使認めず 「待て」と言う勇気を持て 後藤田正晴さん

後藤田正晴さん

 政官界での辣腕(らつわん)ぶりから「カミソリ」とも形容された後藤田正晴さんは、セミ時雨が響く鎌倉霊園(神奈川県鎌倉市)に眠っていた。墓碑には「自身の戦争体験から来る平和への強い思いが一貫した政治信念であった」とある。長男の尚吾さん(64)による碑文だ。戦後初めて、衆参両院で「改憲勢力」が3分の2の議席を超えた今夏、存命ならば政界をどう斬るのだろう−−。

 後藤田さんは31歳の時、陸軍主計大尉として台湾で終戦を迎えた。戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の占領下で警察予備隊の創設に関わったことから「自衛隊の生みの親」の一人と言われる。経歴から「タカ派」と見られがちだが、現行憲法を評価し「海外での武力行使は認めない」ことに終生こだわり続けた。

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