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クローズアップ2016

中国、威信かけG20 来月開催 ウイグル族監視強化、テロ封じ

 世界経済の課題を話し合う主要20カ国・地域(G20)首脳会議が9月4、5の両日、中国・杭州(浙江省)で開かれる。オバマ米大統領やプーチン露大統領、安倍晋三首相ら各国首脳が参加する。中国にとっては、議長役の習近平国家主席の体面がかかる。それだけに、市民のマナー向上や大気汚染の削減、テロの封じ込めなど、あの手この手で会議成功に導こうとしている。

 「変わった服を着ているなとは思ったけれど、特に気には留めなかった」。杭州市に住む市民は今月中旬、バス停周辺をうろつく見慣れない風体の男性を目にした。その夜、地域の顔役を通じて地元公安から「ウイグル族の姿を見たらすぐに通報するように伝えていたはずだ」と叱責されたという。「不審者」を発見するための抜き打ちの訓練だったらしいのだ。

 世界遺産「西湖」で知られ、年間数千万人の観光客が訪れる杭州市。G20開幕を控え、習指導部の威信をかけた警備が敷かれている。全国から公安、軍など50万人を動員。空港や地下鉄駅などには武装要員が配置され、風光明媚(めいび)な観光都市に緊張感が漂っていた。

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