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平和をたずねて

核の傷痕 続・医師の診た記録/30止 医師の「中立」とは=広岩近広

 東京電力福島第1原発の事故現場では、多くの作業員が廃炉に向けて、高い線量の下で過酷な仕事を続けている。厚生労働省によると、事故の起きた2011年3月から昨年11月までに4万5891人が作業に従事した。被ばく線量の最も多い作業員は675ミリシーベルトだった。6人が250ミリシーベルト、174人が100ミリシーベルトを超えていた。緊急措置として事故後の3月14日から12月16日までの間、被ばく限度を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げたことによる。

 被ばく労働者を診てきた阪南中央病院副院長の村田三郎さんは語る。「累積被ばく線量の多い方の健康状態が案じられます。どこで、どなたが健康診断をして、どのような状態にあるのか、何もわからないだけに気になります。原爆症の認定では爆心地から3・5キロ以内で被爆して、後にがんや白血病になった場合、特別な理由のないかぎり認定するように改定されました。これは1ミリシーベルト前後の被ばくに相当します。ですから広島…

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