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養殖アワビ

泡で成長3倍速 北九州の仲卸が今冬事業化

 北九州市小倉北区の水産仲卸会社「丸福水産」が、酸素の微細気泡(ナノバブル)を使ったアワビの養殖事業を始める。酸素のナノバブルが高濃度で溶け込んだ海水でアワビを養殖すると、通常の3倍の速さで成長するため安定供給が見込まれる。ナノバブルを使った養殖事業は全国初で、勝田潤一社長(60)は「安価な韓国産に押されがちな国産アワビの盛り返しにつなげたい」と意気込む。

 同社によると、今年1〜4月、特許技術のナノバブル発生装置を使い、目に見えない直径60〜80ナノメートル(ナノは10億分の1)の酸素の泡を溶かした海水でアワビの養殖実験を実施。通常は稚貝から出荷できる100グラムの大きさに育てるまで3年以上かかるが、1年という短い期間で出荷できる見通しが立った。

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