指定暴力団・山口組から離脱した幹部らが神戸山口組を結成して27日で1年。抗争と引き抜き合戦が続くが、暴力団全体の勢力は縮小し続けている。分裂を機に引退した元組長の男性(50代)が取材に応じ、末端の組員の実態を証言した。
男性は九州出身で、中学卒業後に関西へ来た。日雇いの建設作業員をしていたが、知人の紹介で組事務所に出入りし始めた。
シノギと呼ばれる資金源は地上げや債権回収だった。バブル経済の波に乗り、「勝手に金が入ってきた」と振り返る。自ら組をつくり、20人以上の組員を擁した。米国の高級車リンカーンに乗り、若者を引き連れて大阪・ミナミで飲み歩いた。
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