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ISS

「たんぽぽ実験」生命の材料となる「宇宙由来の有機物」キャッチ目指す 

「宇宙を旅する生命の『種』を見つけたい」と語る矢野創・JAXA宇宙研究所助教。後方は試料を初期分析するクリーンルーム=JAXA宇宙科学研究所で2016年8月4日、阿部周一撮影

 タンポポの綿毛は風に乗って遠くへ運ばれ、そこで新たな芽吹きを迎える。宇宙でも、有機物などの生命の材料が天体から天体へと運ばれている。その実態を明らかにする日本の宇宙実験「たんぽぽ実験」が、地球の高度約400キロの国際宇宙ステーション(ISS)で進行中だ。実験は2015年に始まり、27日未明(日本時間)に最初の試料が地球へ帰ってきた。そこからどんな「綿毛」が見つかるだろうか。【永山悦子、阿部周一】

 地球の生命は、宇宙から彗星(すいせい)や小惑星などによって運ばれてきた有機物が材料になって育まれたと考えられている。このような宇宙における生命の起源や進化、伝わり方を研究する学問を「アストロバイオロジー」と呼ぶ。

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