川内原発一時停止要請

熊本地震で高まる不安

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鹿児島県の三反園訓知事(左)から要請書を受け取る九州電力の瓜生道明社長=鹿児島県庁で2016年8月26日午後3時6分、田鍋公也撮影
鹿児島県の三反園訓知事(左)から要請書を受け取る九州電力の瓜生道明社長=鹿児島県庁で2016年8月26日午後3時6分、田鍋公也撮影

 鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事が26日、稼働中の九州電力川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)の一時停止と再点検を求める要請書を瓜生(うりう)道明社長に直接手渡した。大地震がないと思われていた熊本で最大震度7の地震が発生し、原発に不安を抱く住民は歓迎するが、地元では戸惑いの声も上がった。

 「県民の声に真摯(しんし)に耳を傾け、要請に対して対応をとってほしい」。鹿児島県庁5階の庁議室で瓜生社長と向き合った三反園知事は川内原発を直ちに停止するよう求めた。

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