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ひと@あいち

NPO法人「宗春ロマン隊」代表・安田文吉さん /愛知

NPO法人「宗春ロマン隊」代表・安田文吉さん

 「名古屋は、地元の人ほど『特に魅力がないところ』って言うでしょ。それが悔しくて。名古屋人の意識を改革したいんです」。語りだすと止まらない。

 名古屋市で生まれ育ち、「他の地域のことは全然知らない」と笑う。名古屋大大学院文学研究科を修了後、南山大人文学部教授として、歌舞伎や浄瑠璃の研究に明け暮れた。そんな折、職人と遊女の心中未遂をテーマにした一つの浄瑠璃が目にとまった。「名古屋心中」。当時の幕府は心中を大罪としていたのに、おとがめがほとんどない結末だからだ。そんな異例の対応をとったのが、尾張藩七代藩主・徳川宗春だった。

 宗春は、質素倹約を徹底した八代将軍・徳川吉宗と同時代を生きた。「倹約は庶民の元気がなくなる」と、規制緩和や産業文化の育成に尽くし、名古屋の街は一時、活気にあふれたとされる。重要政策を合議で決めるなどの理念「温知政要」をまとめた。「京都の次に碁盤割りの町を名古屋につくった家康の経済政策を、さらに発展させた。最終的に隠居を強いられるが、実は名君なんです」。調べるほど、のめり込んだ。

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