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東日本大震災

福島第1原発事故 新築の下に汚染土 福島の会社員「市に責任」 埋設図不備

汚染土を取り出す作業中の大槻さん宅。中央上は玄関ポーチ、右上の雨どい辺りは浴室で、それらの下に汚染土入りのフレコンバッグが潜り込んでいる=大槻さん提供

 「いいかげんな図なら無い方がまし」。東京電力福島第1原発事故に伴う住宅除染を巡り、福島市が作製した汚染土埋設場所の見取り図が誤っていたため汚染土の上に自宅を新築してしまった会社員は怒りをあらわにした。市は今も責任を認めず、汚染土除去のめどは立っていない。【日野行介】

 福島市の会社員、大槻真さん(37)夫妻は2013年11月、JR福島駅から北2キロほどの約300平方メートルの更地を買った。敷地内に汚染土が埋まっているのは織り込み済みだったが、原発事故の避難者による住宅購入の影響で不動産価格が上昇する中、比較的安いのが魅力だったという。

 前の土地所有者から市の文書「モニタリング票」を渡され、そこには除染前後の放射線量の測定値とともに埋設場所の見取り図が添付されていた。その埋設場所を外し、自宅を新築。土地より建設費用がかさんで30年の住宅ローンを組んだが、ようやく手に入れたマイホームだった。

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