汚染土埋設図

住民配布用に寸法なく 福島市

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福島市が保管していた寸法の入った見取り図(左)と、土地所有者に渡した見取り図。庭(3)は放射線の測定地。左側の図では埋設場所が南西側に寄っている=日野行介撮影
福島市が保管していた寸法の入った見取り図(左)と、土地所有者に渡した見取り図。庭(3)は放射線の測定地。左側の図では埋設場所が南西側に寄っている=日野行介撮影

 東京電力福島第1原発事故に伴う住宅除染で出た汚染土を現場保管した際、福島市が住民に渡す見取り図に埋設場所の寸法が記されていないことが分かった。この図を基に土地の購入者が自宅を新築後、建物の下に汚染土の塊があることが判明。寸法のない見取り図は既に約6万6000点が交付されており、汚染土の現場保管が長引く中、同様の事態が生じる恐れが出てきた。

 福島県の住宅除染では福島など5市村が主に現場で保管し、他の自治体は主に仮置き場で保管。5市村のうち福島市だけは全て寸法のない見取り図を土地所有者に渡し、他は寸法入りの図を渡すなどしていた。見取り図は通常、土地取引の際に旧所有者から購入者に渡される。

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