自費出版

被爆者の声、中国語で 八王子・上田紘治さん ロシア語、フランス語版も計画 /東京

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中国語版とベンガル語版の対訳本を手にする上田さん=八王子市内で
中国語版とベンガル語版の対訳本を手にする上田さん=八王子市内で

 八王子市に住む原爆被爆者、上田紘治さん(74)が、被爆者13人の声を集めた中国語と日本語の対訳本「広島・長崎 今、伝えたい被爆の実相」(天地人企画)を自費出版した。上田さんは2014年にも同様のベンガル語版の対訳本を出版しており、ロシア語版やフランス語版も計画している。「多くの言語に訳すことで、多くの国の人に直接、被爆者の声を伝えていきたい」と話している。【黒川将光】

 上田さんは3歳のころ、広島市内の爆心地から10キロほど離れた自宅で、家族とともに被爆した。就職のため18歳で上京。電機会社で営業の仕事をしながら被爆者連帯運動にも参加し、住居地の八王子市内に組織した被害者の会の事務局長などを務めた。退職後は老人福祉関係のNPO代表として活動している。

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