太平洋戦争

「国の失策」 陸海軍、情報共有怠る 県立歴史館の青木学芸部長「悲劇から教訓を」 /長野

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300万人超が死亡した太平洋戦争の悲劇を語る青木隆幸・学芸部長=千曲市の県立歴史館で
300万人超が死亡した太平洋戦争の悲劇を語る青木隆幸・学芸部長=千曲市の県立歴史館で

 千曲市の県立歴史館で、青木隆幸・同館学芸部長(58)が300万人以上が犠牲になった太平洋戦争について、国の失策を検証する視点から講演した。参加者約140人を前に「言葉を奪われた社会が陥った悲劇から、私たちは教訓を得るべきだ」と語った。

 青木部長は、北進論と南進論という正反対の理念を抱いた旧陸軍と旧海軍について「『日本軍』という一つの組織として存在せず、違う方角を向いている二つの組織に過ぎなかった」と説明。陸海軍が戦況について情報共有を怠ったことが、「鋼鉄生産量に10倍以上の差がある米国への攻撃や、日本側だけで2万人以上が死亡したガダルカナル島…

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