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国のメダル数よりも=須山勉

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 瀬立(せりゅう)モニカ、という名の女子大生をご存じだろうか。開幕が迫るリオデジャネイロ・パラリンピックのカヌー競技(パラカヌー)に、日本から唯一出場する18歳の選手だ。出身地の東京都江東区で24日に壮行会が開かれ、あいさつをした鳥畑博嗣(とりはたひろし)監督が実感を込めて言った。「(パラカヌーの選手を)探すというのは、ものすごく難しいことです……」

 鳥畑さんによると、パラカヌーの世界選手権が初めて行われた2010年当時、日本に選手は1人だけだった。20年の東京開催が決まると、鳥畑さんは全国を回って選手になれそうな障害者を説得。やる気になった人でも、水を怖がるなどして選手になりきれなかった。やっと出会ったのが瀬立さん。高校1年の時に体育の授業で転倒し車いす生活になった彼女は、障害を負う前からカヌー経験があった。こんなケースは珍しいらしい。

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