ガザ停戦2年

進まぬ復興 国際支援実施は4割

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ガザ地区
ガザ地区

 【エルサレム大治朋子】2014年夏に大規模な戦闘を交えたイスラエルと、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスによる停戦が丸2年を迎えた。イスラエルの攻撃で大きな被害が出たガザでは住宅再建が進められているが、自宅がない人は現在も7万5000人に上る。国際社会が約束した復興支援金は計35億ドル(約3500億円)。だが今年3月時点で実際に支払われたのは約4割で、早急な支援履行が求められている。

 イスラエル軍は50日におよぶ戦闘で計6万5000発以上の爆弾やミサイルを投下。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、計14万2000戸以上の家屋が壊された。UNRWAは緊急住宅支援として1億9000万ドル(約194億円)を拠出しているが、さらに4億6000万ドル余りが必要で、確保のめどが立っていない。

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