台風10号

東北上陸 44万人に避難勧告…3県と北海道

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 大型の台風10号は30日夕、岩手県に上陸した。東北地方の太平洋側に台風が上陸したのは、気象庁が1951年に統計を取り始めてから初めて。同日夜、青森県から日本海に抜けた。31日午前0時に温帯低気圧に変わったが、降雨で地盤が緩んだ所は土砂災害が起きる恐れもあり、気象庁は引き続き警戒を呼びかけている。

 台風の影響で、宮城県名取市の70代女性が強風で閉まったドアに左手中指を挟まれて切断するなど重傷3人、軽傷2人。岩手、福島両県では倒木などにより建物9棟が損壊した。31日午前0時までに岩手県と北海道で約4万5000人に避難指示、青森、岩手、宮城3県と北海道の約44万5000人に避難勧告が出され、実際に約4000人が避難した。

 気象庁によると、台風10号は関東の東海上を北西に進み、午後6時前、岩手県大船渡市付近に上陸した。上陸直後の午後6時時点の中心気圧は970ヘクトパスカルだった。その後、午後9時までに日本海に抜けた。8月は既に台風7、11、9号が日本列島に上陸しており、1カ月に四つの台風が上陸したのは62年8月以来3例目。

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