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クローズアップ2016

高齢者施設9人死亡(その1) 県、避難水位設けず 現場、過去にも浸水

 観測史上初めて東北地方の太平洋岸に上陸した台風10号は、岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」で入所者9人の命を奪うなど、東北と北海道に大きな被害をもたらした。西日本だけでなく、北に位置する地方も「水害大国」の一角であり、列島全域での防災が重要であることが改めて浮き彫りになった。

 「楽ん楽ん」近くを流れる小本(おもと)川を管理する岩手県によると、水位は30日夜、短時間で急上昇した。同ホームから約4キロ下流にある観測所では、同日午後6時に3・17メートルだった水位は、1時間後に5・10メートルに。ピークの同8時には6・61メートルを記録し、正午時点(1・56メートル)の4倍になった。国土交通省の担当者は「通常ではなかなか想定しづらい数字(上昇)だ」と驚きを隠さない。

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