メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

シネマの週末・この1本

アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード) 西洋的東洋解釈のズレ

 西洋人がインドやチベットを訪れ、スピリチュアルな体験で人生観を変える。欧米で繰り返し製作されるタイプの映画だが、精神面を強調すればするほど、西洋の視点で東洋を解釈することのズレがあらわになる。

 映画製作のためインドを訪れた作曲家、アントワーヌ(ジャン・デュジャルダン)は、フランス大使館の晩餐(ばんさん)会で、大使の妻、アンナ(エルザ・ジルベルスタイン)と出会う。夫との間に子を授かりたいアンナは、聖者アンマに会うためインド南部に旅するという。頭痛の診察で思わぬ病を宣告されたアントワーヌは、アンナを追って一緒に旅する。

 監督は半世紀前、「男と女」でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した恋愛映画の名匠、クロード・ルルーシュ。今回も男女の心の機微を描くのだが、「男と女」でアヌーク・エーメ演じるヒロインが悩み抜く愛の奥深さに比べると、薄い印象はぬぐえない。

この記事は有料記事です。

残り1041文字(全文1419文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「量が多く面倒」児童の絵日記などを家庭ごみで廃棄 教員を停職処分 新潟

  2. 真面目なラブホテル苦境 給付金もGoToも対象外 「推奨されていい」はずなのに

  3. 「僕が駅を利用しない方がもうかるのか」 疎外感訴える障害者 無人駅巡りJR九州提訴へ

  4. 大坂なおみ選手起用「かわいさ」狙った広告に集まった批判 その背景は

  5. ジャパンライフに8000万円投じた女性 「安倍首相らが広告塔なので信用」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです