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障害の有無を問わず全ての人々に映画を楽しんでもらえるよう配慮した、全国初のユニバーサルシアター「シネマ・チュプキ・タバタ」が1日、東京都北区東田端2にオープンした。午前10時の開館直後から盲導犬を連れた視覚障害者や地元住民が相次ぎ訪れ、気兼ねなく楽しめる環境で映画を満喫していた。
「シネマ・チュプキ・タバタ」は、障害者の映画鑑賞を支援してきた市民グループ「シティライツ」(平塚千穂子代表)が運営。3階建てビルを活用し、1階部分を約20席の映画館に改修した。
映画は字幕付き。各席にイヤホンジャックが設置され、難聴者は音声をより鮮明に聞くことが可能で、視覚障害者は会話や音楽、場面説明などもある「音声ガイド」を聞くことができる。小さい子どもと一緒に利用できる個室もあり、親子連れでも周囲に気を使わず鑑賞できる工夫もしている。
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