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カヤネズミ

最小・希少、守れ 県立大非常勤講師・畠さんが研究、保護 食害は誤解、突き止め発表 /滋賀

研究用のため手のひらに乗せた「カヤネズミ」の写真を手にする畠さん。奥の草むらには巣も見える=京都市で、田中将隆撮影

 日本で最小のネズミとして知られ、県内では希少種、他の自治体では絶滅危惧種にも指定されている「カヤネズミ」を自然な形で保護する活動を、県立大非常勤講師の畠佐代子さん(47)=京都市=が長年にわたり続けている。イネなどに巣を作り、食害をもたらす「害獣」と扱われてきたが、畠さんは糞(ふん)のDNAを解析してイネをほとんど食べない事実を突き止め、食害は誤解だったと今年5月末に発表。今後は論文にまとめる予定で、12月に県立琵琶湖博物館で「全国カヤ・サミット」を開くなど、生態について情報発信をしていく。

 カヤネズミは体長約6センチ、体重が7〜8グラム。春から秋にかけて主にススキやオギなどのイネ科の植物の葉を裂き、ボール状に編んだ巣を地上1メートルほどに作って子育てをする。近年はその愛らしさから輸入された個体がペットとして流通しているが、日本産の個体は鳥獣保護法により基本的に飼育が禁じられている。

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