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災害対応限界集落

紀伊半島豪雨から5年/中 追いつかぬ土砂除去 度重なる台風、高まる危険

奈良県十津川村・栗平の土砂ダム。右側の山腹が崩れ、川をせき止めた=2012年9月撮影、紀伊山地砂防事務所提供

 「昔は子供たちが岸から飛び込んで遊んでたんやけどねえ」。熊野川の支流、神納(かんの)川沿いにある奈良県十津川村五百瀬(いもぜ)地区。54年前に教員として村に赴任して以来、この地に暮らす鎌塚伊久子さん(76)は川を見てつぶやいた。かつては水面から数メートルの高さだったという岸の岩場は今、人の目線より低い位置にある。

 奈良県河川課によると、5年前の紀伊半島豪雨では、神納川上流で大規模な土砂崩れが起き、長さ約3キロの…

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