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クローズアップ2016

パリ協定批准 米中の思惑一致 オバマ氏「レガシー」作り/習氏「責任ある大国」誇示

 米中両国が3日、地球温暖化防止の新たな枠組み「パリ協定」を批准し、地球規模の課題に協調して対処する姿勢をアピールした。任期満了まで5カ月を切ったオバマ米大統領は自らの「政治的遺産(レガシー)」を築いた形だ。習近平・中国国家主席にとっても米国と歩調を合わせて「責任ある大国」としてふるまうことで国際社会からの孤立を避ける狙いがあるとみられる。

 「米国と中国は中心的役割を果たしてきた。過去数年、我々が気候変動問題でリーダーシップを発揮したことで、地球規模の取り組みを大きく加速させることができた」。オバマ氏は3日の批准式典で米中協調の成果を強調した。中国は世界最大の発展途上国であり、世界最大の温室効果ガスの排出国。その中国を批准させた功績を自身のレガシーとしたい思惑がにじむ。

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