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今週の本棚・新刊

『心という難問 空間・身体・意味』=野矢茂樹・著

 (講談社・2592円)

 私たちは普段、自分が知覚しているのは実物そのものである(素朴実在論)として、疑うことはほとんどない。これが日常の実感だ。これに対し、見間違いなどの「錯覚論法」は、私たちが普段知覚しているのは意識のスクリーンに映った(正しい/誤った)イメージであり、実物そのものではないという二元論の立場を取り、素朴実在論に挑戦する。

 たとえば、薄暗い山道を歩いていて、落ちている縄を蛇と見間違えた場合。最初に見えた蛇は実物ではあり得…

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