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今週の本棚・本と人

『東京會舘とわたし 上・下』 著者・辻村深月さん

辻村深月さん

 (毎日新聞出版・各1620円)

自分の頭以外で書く醍醐味 辻村深月(つじむら・みづき)さん

 芥川・直木賞の受賞者会見などで知られる東京会館は大正11(1922)年、東京・丸の内に国際的な社交場として誕生。大政翼賛会の徴用、GHQ(連合国軍総司令部)の接収などを経て、新館に建て替え。現在、2度目の建て替え中。この会館を舞台に訪れる客や、スタッフのかけがえのない時間を描いた10章からなる連作短編集。初の歴史小説に挑んだ意欲作だ。

 2009年、ここで結婚式を挙げたのが最初の縁。その時、両賞の受賞者会見や贈呈式の会場も見せてくれた…

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