毎日新聞連載中から「40代の恋が切なすぎる」と話題になった小説「マチネの終わりに」(平野啓一郎著/毎日新聞出版)で、主人公のクラシックギタリスト・薪野が演奏するギター曲を収録したタイアップCD「マチネの終わりに」が発売される。
「マチネの終わりに」では、薪野と国際ジャーナリスト・洋子が互いの想いを深めていくなかで数々の名曲が登場し、読者を物語世界に陶酔させる。「小説に出てくる音楽を聴きたい」という読者の要望を受け、CDが発売されることになった。演奏は、世界的ギタリストの福田進一氏。福田氏は、小説の構想段階から関わっており、今回は平野氏とともに選曲もした。
さらに、薪野と洋子を運命づけた架空の映画音楽「幸福の硬貨」が、気鋭の作曲家・林そよかさんによるオリジナル曲として再現されており、ネットでは早くも読者の歓迎の声があがっている。CDジャケットデザインは、連載時の挿絵、本の装丁を担当した石井正信氏。10月19日、日本コロムビアより発売。
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