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クローズアップ2016

首脳会談 日中改善、なお不透明

 安倍晋三首相と中国の習近平国家主席は5日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて中国・杭州で約1年5カ月ぶりに会談した。首相は尖閣諸島や南シナ海などの海洋問題で中国側に自制を求めたが、11月の日本開催を目指す日中韓首脳会談をにらみながら緊張緩和を探ることに腐心し、両国間の対話を拡大するなど一定の成果を得た。一方で、海洋問題をめぐる両国の対立が解消されたわけではなく、今回の会談が両国の関係改善にどう道筋をつけられるかは不透明だ。 【杭州・影山哲也、河津啓介】

 「中国は日本にとって古くからの大切な友人。ともに地域の平和と繁栄、世界経済に責任を持つことを自覚し、大局的な観点から関係改善に努めなければならない。困難な課題があるからこそ話し合うべきだ」。首相は会談後の内外記者会見でこう述べ、安全保障や経済など各分野で対話を拡大する重要性を強調した。

 尖閣周辺で中国公船の活動が活発化したのは先月5日。「いつ偶発的な衝突が発生してもおかしくない状況」(防衛省関係者)という緊張が高まってから1カ月後に首脳会談が実現した。会談では、中断していた両国の「高級事務レベル海洋協議」と「日中テロ対策協議」をいずれも9月中に再開することを決定した。特に、海洋協議は中国側が早期開催に慎重な姿勢を示していた。外務省関係者は「得られるものは得た。日中間で進める必要…

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