自民党の二階俊博幹事長は6日、7月の東京都知事選で党方針に反して小池百合子知事を応援した若狭勝衆院議員(比例東京ブロック)の処分を「厳重注意」と決めた。衆院東京10区補選(10月23日投開票予定)の公募に若狭氏が応じることも認めた。都連の反発を抑えて軽微な処分にとどめる決着で、新執行部での初の国政選挙で必勝を期す狙いと、小池氏と党本部の関係がこじれることを避ける思惑がある。
二階氏は6日、党本部に若狭氏を呼び、口頭で厳重注意を通告した。党規律規約の処分は「除名」など8段階あるが、厳重注意はそれにも満たない処置。二階氏は記者団に「若狭氏は立派な人だ。都連から厳しい声が寄せられていたが、選挙に出ることも念頭に決着をみた」と説明した。
都連は都知事選告示前、都連所属議員に対して党推薦候補以外を議員や親族が応援した場合は「除名等処分の対象となる」との文書を配布しており、若狭氏への党本部の対応が注目されていた。問題がこじれれば、都知事選に続き、補選も自民分裂選挙に陥る恐れがある。小池氏が推す若狭氏と対決して敗北すれば「新執行部の出はながくじかれて最悪」(党幹部)の状態だ。軽微な処分で小池氏との関係を安定させ、2020年の東京五輪で…
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