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 郊外の一軒家に、夫(勝村政信)と中学生の娘(木村美言(みこと))とともに引っ越してきたばかりの専業主婦、小夜子(常盤貴子)。初めて訪れた美容院で担当になった美容師、海斗(池松壮亮)からの営業メールに返信したことをきっかけに、彼女のなかで何かがうごめき始める。何度もメールを送り、やがて彼のアパートを突き止めた小夜子に、海斗の恋人(佐津川愛美)は怒りをぶつけるが……。

 数々の女優を輝かせてきたベテランの東陽一監督が、井上荒野(あれの)の小説を映画化。小夜子の行為はストーカーと呼ばれても仕方のないものだが、映画はわかりやすいサスペンスには舵(かじ)を切らず、彼女を断罪する気配もない。狂気ゆえの行動というよりも、小夜子が自ら抱える孤独や虚(むな)しさに無自覚で、それらを持て余しているように見える。超自然的な動きをするブランケットが小夜子を包むシーンに、東監督のみず…

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