織物産地として2000年の歴史を持つと言われる中能登町。近年は事業所の廃業が相次ぎ、担い手不足に直面している。そうした中、新素材の開発や対外的な発信を強化し、販路開拓や若い人材の就労につなげようという動きが活発になってきた。ファッションショーなどへの参加を通じ、注目度も上がってきている。【金志尚】
7月30日、同町のレクトピアパークで開催された「切断ヴィーナスショー」。義足を装着した7人の女性がモデルとして出演し、舞台上できらびやかな衣装姿を披露した。
ショーは東京を拠点に活動する写真家の越智貴雄さん(37)と町が共催し、モデルが身にまとった衣装には町の職人たちが提供した素材が使われた。中能登の繊維技術の高さをアピールするためだ。
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