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中国

文革取材 隙間から貴重写真 紅衛兵ら異様な目 元毎日新聞特派員・荒牧万佐行氏(75)

深センから広州に向かう列車内で、紅衛兵の腕章を付けた女性乗務員が乗客を前に毛沢東を賛美する歌を歌っていた。車内には文革を呼びかける横断幕も張られていた。当時、乗務員たちは毛沢東賛美を優先し、乗客へのサービスは後回しにすることも多かった=67年1月撮影

 半世紀前、中国で毛沢東主席(1893〜1976年)が権力奪取のために文化大革命を発動した。その成否を国際社会は固唾(かたず)をのんで見守った。だが、「竹のカーテン」に隔てられた中国共産党の内情はなかなか伝わってこなかった。市井の人々は毛沢東をどう思っているのか。権力の中枢で何が起きているのか。66〜67年の文革初期、北京で取材する特派員たちは、スパイ扱いされて取材活動を制限され、その後、大半が国外に追放された。当時、中国の地方都市に赴いて市民から話を聞いたり、写真を撮影したりすることは「夢のまた夢」だったという。そんな中、竹のカーテンの隙間(すきま)から中国の実像を伝える貴重な写真が撮影されていた。

 1967年1月下旬から約2週間、毎日新聞特派員視察団のカメラマンとして文化大革命を現地で取材した荒…

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