北朝鮮核実験か

ペース加速、米を威嚇

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 【北京・西岡省二】北朝鮮が9日に5回目の核実験を強行したとみられる背景には、金正恩朝鮮労働党委員長が国際社会の反発にもひるまない強力な指導者だと国内に誇示しつつ、米国に対して核攻撃力の増強をアピールする狙いがある。北朝鮮は最近、中距離弾道ミサイル「ノドン」や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射を繰り返し、核運搬能力が向上。核実験が事実なら前回からわずか8カ月という過去にない短い間隔で、米国を強く威嚇した形だ。

 北朝鮮国営メディアは今年1月6日の4回目の核実験後、金氏が核爆弾小型化に成功と主張(3月9日)▽核実験と弾道ミサイル実験を継続するよう指示(同11日)▽弾道ミサイルの大気圏内再突入の模擬実験を視察(同15日)−−と矢継ぎ早に報じ、脅威を高めてきた。さらに「核攻撃能力の信頼性をより高めるため」として、次回の核実験は早期に実施することを事実上、予告していた。

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